妊娠中のひどい便秘対策法！いきむことなく解消

もち麦は食物繊維が豊富で、便秘やダイエットにいいとされています。

一時期すごいブームになりましたが、もち麦は流行り時だけでなく使って欲しい素晴らしい食材。もちろん妊娠中にもおすすめです。妊娠中に助産師さんから白米をもち麦に変えるといいよと私もアドバイスされました。

今回はそんなもち麦の魅力について実際に食べた感想を交えて書いていきます。

もち麦は大麦の一種です。もち性の大麦なので「もち麦」なんですね。
お米と大きく違うのはその食感。もちっとした、プチプチした、ちょっと変わった食感です。もち麦の特徴は以下になります。

食物繊維が多い

便秘には食物繊維ですよね。このもち麦は食物繊維が白米の何倍も含まれているんです。

食物繊維には「水溶性」と「不溶性」があるのは知っていますか？
水溶性食物繊維は腸内に滞在する細菌のエサとなるので腸内環境を整えてくれます。
不溶性食物繊維は便のカサを増やして腸を刺激してくれます。そして便の排出に必要なぜんどう運動を促してくれます。
もち麦はこの食物繊維がバランスよく含まれており、100ｇあたりに含まれる食物繊維は白米0.5gに対してもち麦は12.9ｇもあるんです。20倍を超えてますね( ﾟДﾟ)

大麦の水溶性食物繊維の多くはβグルカンという成分となっています。
このβグルカンが食後の血糖値を上げにくくしたり、満腹感を持続させてくれたり、大腸にて善玉菌のエサとなり腸内環境を良くしてくれる働きをします。

血糖値をあげにくい

妊娠中は妊娠糖尿病になることがあります。高血糖は母体にも胎児にもよくないので血糖値のコントロールはすごく重要です。
高血糖が続くと流産、早産、巨大児により難産になったりと様々なリスクがあります。
私の友人は妊娠糖尿病になってしまったので１日のカロリー制限とインスリン注射を行っています。という私も尿糖で引っかかってしまい、詳しい検査をと言われてしまい必死にコントロールしたわけですが( ;∀;)

食べ物の制限って本当にストレスが溜まります。ストレスは便秘にもよくないですからね。妊娠中は特に血糖値が上がりやすいので普段からこういったものを食事に取り入れるといいですよね。

 
食物繊維による便秘解消と、血糖値を上げないという点から妊娠中のダイエットに適しています。赤ちゃんへの栄養を考えると食事を下手に抜くのはよくありません。食事の量と内容で痩せるというよりは体重管理をしていくというのが妊娠中は望ましいですね。

もち麦をたくさん食べても便通に変化がない。
便秘が悪化してる気がする。
おならが増えた！

そんな状態になったという人も中にはいます。一体なぜそうなってしまったのか、もち麦は便通が改善しないのか気になりますよね。

その原因を探ってみました。

食物繊維を摂りすぎた？

もち麦は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスがすごくいいんです。しかし食物繊維自体摂りすぎてしまうのは逆効果になってしまうこともあるんですね。食物繊維を摂りすぎて腸の水分が足りなくなって便がカチカチになってしまっていることも考えられます。とにかく食物繊維をとろうとおかずにもおやつにも食物繊維を多く取り入れた結果消化不良を起こしてしまっているのかもしれません。

腸内環境が悪くなった？

食物繊維を取り過ぎたことで便秘が悪化し、腸内環境が悪くなると腸内に溜まっていた便から有毒ガスが発生します。そのせいでおならが増えているかもしれません。

よく噛まなかった？

もち麦は白米とは全然違い噛み応えがあります。しっかり噛まずに飲み込んでしまって消化不良を起こしたのかもしれません。なんでもよく噛むことは大切ですよね。

量はあってる？

もち麦と白米の割合や水の量は大丈夫ですか？購入したもち麦に書いてある通りに実践できているでしょうか。私は始め水に浸す時間を大幅にカットして固くなってしまいました。表示通りの作り方でやってみましょう。

食べる時間は？

おすすめは朝です。朝は腸が一番排便活動するタイミングなのです。夜だけ置き換えているという人は朝に変えてみてください。朝の腸のぜんどう運動を助けて様子をみてみましょう。

一番大切なのは続けてみることです。数日食べてだめだと判断せずに、毎日続けてみてくださいね。薬のように即効性がるわけでもないので続けることで便秘になりにくい身体を作っていきましょうね。

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